つわりだけじゃない!マイナートラブル〜第二弾〜(看護学生向け説明あり)
前回に、引き続きマイナートラブルについてと、その対策の実際について書きたいと思います。
今回は、便秘と下肢のけいれんについてです。
まずは、便秘についてです。
私自身も、便秘にはすごく悩まされています…
実際に行ってる対策は現在は、酸化マグネシウムの内服と水分を摂取することです。後は、朝食時にヨーグルトやバナナを食べる等のごく簡単に日常的に出来ることしかしていません。
そもそも、なぜ便秘がマイナートラブル?!と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、便秘を放っておくと痔に繋がります。
痔の種類によっては、出血を伴う物もあり排便コントロールが難しくなる原因の1つになりかねません。
また、便秘になると食欲が低下したり、不快感を感じる事があります。
そのため、便秘くらい…と思って放置せずに、妊婦検診時医師に相談するようにしましょう。悪化する前に!!(念押し)
(↓看護学生向け)
便秘はなぜ起きる?ひどくなる?
これらの原因は妊娠時期によって異なるので抑えておくと良いかも!
・妊娠初期(0〜13週6日)の場合、プロゲステロンが腸管の運動を抑制するため。
ちなみに、母性で学ぶ女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの働きは過去の国家試験104回、100回で出題されてたから重要だよ!(詳しく知りたい場合は、コメントで教えて下さい!記事の作成を検討します)
・妊娠後期(28週以降)の場合、子宮の増大により消化管が圧迫される事で生じるため。
次に、下肢のけいれんについてお話しします。
私の場合、足がつる事はあっても痙攣はなかったのでここでは、一般的に考えられている痙攣の原因とその対策について書きます!
・原因
それは、大きくなった子宮によって下半身の血液循環不全、つまり血液の流れが悪くなる事やカルシウム不足が原因です。
・対策
対策としては、カルシウムやビタミンDを摂取することが勧められています。
なぜ、ビタミンDも?!と思われる方もいらっしゃると思います。ビタミンDの働きの一つにカルシウムの吸収を増加させる働きがあるからです。
ビタミンDを多く含む食材を調べてみると、椎茸やキクラゲ、卵黄の方に鮭やイワシ等の魚類があるみたいです。カルシウムの含まれてる食品と一緒に摂取できると効果があるかもしれませんね!
以上で、妊娠中のマイナートラブルに関する記事となります。これら以外にも、妊娠中は体のあらゆる所に不調が出て、大変です。しかし、一つずつ向き合って、無理ない程度に解決策を考えて少しでも楽しいマタニティーライフが送れると良いですね!
ちなみに、出産予定日を2日後に控えた私は、ここ最近毎晩、就寝前の胸焼けに苦しんでなかなか寝つけません…枕2つほど重ねても気持ち悪くなるので、もう、どうしようも無い気持ちです🤣
子宮が大きくなったことで体内の臓器が圧迫され、胃液の逆流が関係していると思いますが、頭で理解はしていても、実際に体験すると、なかなかに苦しい物です😂