ママ1年生

看護師、育休中です。初めての妊娠・育児の記録をブログという形で残したいと思い始めました!

妊娠中のマタニティーブルーズ

マタニティーブルーズは妊娠中と出産後に起きる精神的・肉体的変化を表します。

 

今回は、私が妊娠中に実感したマタニティーブルーズについてお話ししたいと思います。

妊娠中のマタニティーブルーズは主に妊娠初期、後期に起こると言われていますが、私は妊娠中期から、臨月に入った頃くらいまでに何度か、あぁ、今の私はマタニティーブルーズなのかもしれないと実感することがありました。

 

まずは、私の家族構成、生活環境について軽く説明します。

 

私と夫の2人暮らし。

実家は、両家共に遠方(新幹線又は飛行機を使用しないと行けない)

里帰り出産無し。

私は、臨月直前まで看護師として働く。

夫は、夜中24時ごろまで仕事をする事が多い。仕事の付き合い上、飲み会に行った日は朝方4〜6時に帰宅する事が多い。

 

今年は、コロナ渦中ということもあり両親学級は中止。

立ち合い出産、面会も禁止となっています。

 

このような環境です。

ちなみに、夫の飲み会は仕事上の付き合いもあると思っており、行かないで欲しい。等は私自身、言ったことがありません。

 

1つ目の異変は、

何も理由がないのに涙もろくなり、泣く事が増えた事です。夜中、夫が不在で家に1人でいる時、本当に子育てができるのだろうか。等の不安な気持ちや、特に何もしていなくても涙がツーッと流れることがありました。

2つ目の異変は、

臨月に入ったばかりの時期に、夫が一度だけ飲みに行き、連絡がなく朝の6時に帰宅した時です。

両親学級もなく、夫には父性が1ミリもないのではないか。本当に子どもを一緒に育てる気持ちがあるのか。と、無性にイライラしてしまい、喧嘩になりました。

そもそも、父性とは?それって大事なの?て思う方もいらっしゃると思います。父性に関しては、また別の機会に記事にしたいと思います!

 

このように、突然涙もろくなったり、いつもは気にしない事で無性にイライラしてしまったり、所謂情緒不安定になることがあります。これが、まさに、マタニティーブルーズの1つです。

 

マタニティーブルーズとは、女性が胎児を出産するに向けて妊娠中に分泌される女性ホルモンが影響しています。それに加えて、妊娠中は出産、産後の育児に対する不安が重なり、生じると考えられます。

 

では、私がこの妊娠中のマタニティーブルーズをどのようにして乗り越えたか!

 

それは、

①今の自分がマタニティーブルーズ最中にあると認識すること

②夫に、マタニティーブルーズ最中だから、涙もろくなったり、イライラしやすい状態である事を伝える

③泣きたい時には泣く。不安だと感じたら、不安だと感じている事を周りに発信すること。です。

 

今回は、私の乗り越えた方法が3つあるので、一つずつ説明できたら、と思います。

 

まずは、①に関してです。

涙もろくなかった自分が、ふとした時に泣いている。

今まで気にならなかった些細な事で、どうしようもないほどイライラしている。

これは、その時は気づかなくても、数時間後、数日後には、『あれ?どうしてあんなに涙が出たんだろう?』『なんであんなにイライラしちゃったんだろう?』と、感じていました。看護学生時代にマタニティーブルーズを勉強していたので、妊娠中にもなるのか?と思い、調べてみると、まさに自分の状態とピッタリ!

その時に初めて、あぁ、自分はマタニティーブルーズなんだ。と、気付きました。それ以来は、涙が出てきても、イラッとしても、ホルモンバランスが変わってるから、仕方がないんだ!と受け止めるようにしました。そうすると、不安定な状態が悪化する事もなくなりました。

 

次に、②に関してです。

まずは、自分自身がマタニティーブルーズだと認識する。その後に、一緒に生活している夫に説明する。これは非常に重要だと感じました。

マタニティーブルーズ最中のため、涙もろくなっている、イライラしやすい状態であることを伝えた時に、夫から『前と変わったのかと思った。妊娠前は怒らなかったことで怒るようになってたから。そうなんだね、そういう時期なんだね、俺もごめんね』と、言われました。

 

その時に、ハッとしました。

自分でも、ホルモンバランスが変化して何が何だか分からない状況なのに、夫は、自分自身に変化がある訳ではないので、妊娠中にマタニティーブルーズが生じることを知らない事も、妊娠前と後の妻の変化に混乱するのも至極当然なことなのだと…

 

なので、どうして分かってくれないの!こんなにキツイのに!と思う前に、夫に、妊娠中の自分にどのような変化が起きていて、どのような状態にあるのかを説明し、理解してもらうことの重要性をひしひしと感じました。

 

最後に③に関してです。

自分や夫の中で、妊娠中のマタニティーブルーズ最中にある事を理解したら、後は泣きたい時には泣く事。不安だと感じたことは、イライラして強い言い方をするのではなく、ストレートに不安だと感じていることを伝える。イライラした時は、どのようなところがイライラしたのか、高圧的にならないように伝える事です。

後、友達によく電話をして話を聞いてもらいました。幸い、周りの友人に恵まれ、電話した時には話をウンウン。それは、辛いよね。と聞いてくれる友人ばかりでした。こういう状態の時に、共感の姿勢を示してくれるだけで、すごく助かります!

なので、③に至っては、夫だけでなく、友人や家族、姉妹、兄弟、に話を聞いてもらうだけでも、かなり楽になると思いました。(個人的には)

 

不安なことや、涙が出てくる事を我慢する必要はありません。なぜなら、仕方のないこと。自然なことだからです。

特に、現在コロナ渦中で、両親学級の中止や面会禁止などは、初産のママ、経産婦のママ、誰にとっても不安が増大する要因に間違いなくなっていると思います。

ママになる自分の人格が変わってしまったわけではありません。ホルモンバランスの変化に応じて生じる、何も異常な事ではないのです。

 

とても、簡単に思えますが"妊娠中でもマタニティーブルーズが表れる"この事を、生活の中で認識しているだけでも、私はだいぶ変わりました。

 

もし、今、同じくマタニティーライフを送ってる方で、マタニティーブルーズ嫌だ!ツラい!と感じている方にとって、少しでも気が楽になる手助けとなれれば幸いです。

 

何か、妊娠中に抱えてる悩みなどありましたら、気軽にコメント下さい📝